ahamoってデメリットが多いらしいけど実際どうなの?
ahamoを契約する前に知っておくべきデメリット何があるの?
ahamoに興味はあるけど契約後に後悔したくない!デメリットを事前に知っておきたい!という方は多いです。
契約後にすぐに解約するのは絶対に嫌ですよね。
ahamoには大手携帯キャリアでは当たり前に提供されていたサービスがないなど欠点があります。
この記事の中で知っておくべき欠点、デメリットを紹介すると共にahamoをおすすめしない人についても解説します。
またahamoの良いところ、メリットについても紹介し、ahamoをおすすめしたい人についても解説します。
ahamoのデメリット一覧
ahamoのすべてのデメリットを一覧にしてみます。
- 料金プランが20GBの1つだけ
- 余ったデータ容量の繰越しができない
- 契約はオンラインは無料、店舗は有料
- サポートはチャットでのやり取り
- キャリアメールの提供がない
- 留守番電話、電話転送サービスが提供されていない
- 5分かけ放題が強制サービス
- 家族割・ドコモ光セット割が対象外
- 未成年は自分名義でahamoを契約できない
これからahamoの9個のデメリット、それぞれの内容を詳細に解説していきます。
デメリット①:料金プランが20GBの1つだけ
ahamoでは料金プランが1つだけとなっており選択肢はありません。
そのため料金プランの選択に迷ってしまい、店員に相談しないと決められないという方は1つしかないので迷わずすむためメリットに思うかもしれません。
ただデータ容量20GBもいらない、3GBで良いから料金を安くしたいという方にはデメリットだと感じるはずです。
なおahamoの料金プランの詳細は下記の通りとなっています。
毎月の基本料金 | 2,970円/税込 |
---|---|
データ容量 | 20GB 超過後の通信速度制限最大1Mbps |
国内通話料 | 5分無料 5分超過時:22円/30秒 |
海外ローミング | 20GBまで無料 |
事務手数料 | 無料 |
デメリット②:余ったデータ容量の繰越しができない
ahamoは余ったデータ容量を翌月に繰越して使うことができません。
当月使いきれなかったデータ容量を翌月に繰越して再利用するというデータ容量の使い方は一般的なものとなっていますので、繰越しサービスは当然あるだろうと考えている方は注意が必要です。
また基本データ容量が20GBと大容量なので普段スマホを触らない方はかなり余らせてしまうことになります。
この場合ahamoは割高なキャリアとなるため、他の格安SIMを検討する方が良いでしょう。
デメリット③:契約がオンラインは無料、店舗は有料
docomoの派生だからdocomoショップで契約できると考えている方も多いのですが、ドコモショップでahamoを契約する場合手数料が発生します。
ahamoは人件費を抑えてまで携帯代を安くしている携帯キャリアであると認識しておく必要があるでしょう。
お金をかけずにahamoを契約するためにはオンライン、つまりインターネットを使ってWebサイトから申し込む必要があります。
ドコモショップサポート手数料 | 3,300円/1回 |
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デメリット④:サポートはチャットでのやり取り
サポートについても人件費削減の影響があり、チャットでの対応となっています。
公式サイトのサポートページからチャットを行う必要があるので、インターネットに関する知識とチャット操作に慣れていないと苦労します。
またahamoを街頭店舗や量販店ブースを持っていないので対面サポートを受けることもできません。
懇切丁寧に実際に操作しながら教えてほしいという方はahamoを契約すると後悔するでしょう。
デメリット⑤:キャリアメールの提供がない
ahamoではdocomo.ne.jpなどのキャリアメールの提供はありません。
メールを使いたい場合はGmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使う必要があります。
なお筆者自身はキャリアメールを全くと言っていいほど使っていません。
メールをスマホ以外のPCなどでもみたいのでキャリアメールだと不便だからです。
ahamoを契約するしないに関わらず、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに切り替えることをおすすめします
デメリット⑥:留守番電話、電話転送サービスが提供されていない
留守番電話や電話転送は提供が当たり前のサービスですが、ahamoでは提供がありません。
- 家庭の固定回線の代わりとしたい
- ビジネス回線として使いたい
- 副回線なので電話を主回線に転送したい
こういった使い方をしたい方にはahamoをおすすめできません。
デメリット⑦:5分かけ放題が強制サービス
ahamoは5分のかけ放題通話サービスが申し込み不要で付属しています。
よく電話を使う人にとっては通話料が節約できるのでメリットになりますが、通話を使わない、LINEなどのメッセージアプリで事足りている人にとっては無駄なサービスになります。
デメリット⑧:家族割・ドコモ光セット割が対象外
家族まとめてahamoへの乗り換えを検討されている方も多いかと思います。
その場合「複数回線契約するのだから家族割引などで安くできるよね」と考えるのが自然です。
ただahamoでは家族割が提供されておらず、またドコモ光を契約している場合でも割引が適用されません。
割引が適用されない分、料金を抑えてくれているとポジティブに捉えることもできますが、家族まとめて乗り換えることへのメリットは感じづらくなりますね。
デメリット⑨:未成年は自分名義でahamoを契約できない
未成年者は自分名義でahamoを契約することができません。
なお未成年はまだ社会的信用度が十分ではないので仕方のないことかと思います。
未成年者がahamoを利用したい場合は親御さんなどの名義で契約をし、利用者に未成年者を設定する必要があるので注意してください。
ahamoを契約すると後悔しやすい人
これまでに解説してきたahamoのデメリットを考えるとahamoを契約しないほうがいい、契約すると後悔しそうな人は下記の通りです。
- 20GBもデータ容量を必要としない、低容量で十分
- わからないことをインターネットで調べるのが苦手
- 店舗などで相談することがよくある、相談できないと不安
- ビジネスなどで留守番や電話転送が必要
- 副回線などデータ通信だけ使いたい
ahamoのメリット一覧
ahamoのすべてのデメリットを一覧にしてみます。
- 月額の基本料金が安い
- 5分間のかけ放題が無料で利用できる
- 口座振替などの支払い方法が選択できる
- テザリングを無料で利用できる
- eSIMに対応している
- キャリア決済(d払い)を利用できる
- docomo回線なので速いし安定している
- データ通信速度制限時でも速い
- 契約手数料や解約違約金が発生しない
- iPhoneやAndroid端末を購入することができる
- 海外ローミングに対応している
メリット①:月額の基本料金が安い
ahamo最大のメリットは20GBものデータ容量を毎月2,970円(税込)で利用できることです。
他社と比較してみると毎月の携帯代が安いことが明白です。
UQモバイル | くりこしプランM:15GB | 2,728円(税込) |
---|---|---|
UQモバイル | くりこしプランL:20GB | 3,828円(税込) |
ワイモバイル | シンプルプランM:15GB | 3,278円(税込) |
ワイモバイル | シンプルプランL:25GB | 4,158円(税込) |
ただしUQモバイルやワイモバイルは複数回線での割引があるため、家族まとめて乗り換える際はその点考慮する必要があります。
メリット②:5分間のかけ放題が無料で利用できる
かけ放題などの通話オプションは有料であることが多いですが、ahamoでは5分間のかけ放題が無料かつ標準で利用することができます。
国内通話であれば毎月何回でも冒頭5分間の通話料が免除されるので、短時間の通話をよく利用される方は携帯代を節約することができます。
参考として他社で同様のサービスを利用した場合、追加のオプション料金がいくら発生するのか掲載しておきます。
povo 5分以内かけ放題 | 550円(税込) |
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UQモバイル 10分以内かけ放題 | 770円(税込) |
ワイモバイル 10分以内かけ放題 | 770円(税込) |
mineo 10分以内かけ放題 | 550円(税込) |
メリット③:口座振替などの支払い方法が選択できる
格安SIMの中にはクレジットカードでしか契約できないキャリアもありますが、ahamoは口座振替やd払いにも対応しているのでクレジットカードを持っていない方でも契約できます。
ahamoで選択できる支払い方法は下記の通りです。
- クレジットカード
- 口座振替
- デビットカード
- dポイント
クレジットカードと口座振替は利用できる発行元(VISAやMaster)や金融機関に指定があるので契約の前に確認しておきましょう。
https://ahamo.com/support/billing/payment-method/#credit-card
デビットカードも利用できるとはなっていますが、全てのデビットカードが利用できるわけではないので期待しすぎないほうが良いかと思います。
またdポイントも利用可能ですが、期間・用途限定のdポイントは利用できないので注意が必要です。
普段の買い物をd払いにしていて貯まったポイントを使いたいと考えている場合、そのポイントは期間・用途限定だと思いますのでそういった使い方は難しいと考えておくのが無難です。
コンビニなどで現金をチャージし、換算されたdポイントで携帯代を支払うというのが現実的な使い方でしょう。
テザリングを無料で利用できる
ahamoでは無料かつ申し込み不要でテザリングを利用することができます。
ビジネス用途でahamoを検討されている方にとってはテザリングを無料で利用できるのはとても安心ですね。
PCやタブレットをネット環境に接続したい方は安心してahamoを利用してください。
eSIMに対応している
ahamoはeSIMに対応しており、契約時にeSIM契約を選択することが可能です。
スマホにSIMを挿し込んでから利用できるのが今までは当たり前でしたが、いわゆる物理SIMがなくてもeSIMと呼ばれる仮想のSIMをスマホに設定するだけで、ahamoを利用することができます。
1台のスマホで複数回線使いたい方にとってはありがたいサービスですね!
キャリア決済(d払い)を利用できる
ahamoの契約者はd払いというdocomoが提供しているキャリア決済を利用することが可能です。
請求は毎月の携帯代と合算して請求されるので、ahamoで設定した支払い方法で引き落としがされます。
なお他の格安SIMではキャリア決済が提供されていないことが珍しくありません。
代表的な例としてはau提供のpovo2.0ですらキャリア決済が提供されていません。
キャリア決済やQR決済はオンラインショッピングだけでなくコンビニや飲食店、さらにはスーパーなどでも利用ができるなど拡大の一途を辿っており、使えて当たり前のサービスに変化してきています。
現金を持ち歩くのが嫌、使った金額に応じてポイントを貰いたいなどの想いがある方はahamoなどキャリア決済が提供されている格安SIMを契約しましょう。
docomo回線なので速いし安定している
ahamoはドコモが提供している格安SIMであることから通信回線が速く安定しています。
なお格安SIM利用者の挙げる不満の第一位は「通信回線が遅い」ことです。
そのため格安SIM各社を比較、検討していくと「通信速度が遅いのでは?」と不安に思う方も出てくるかと思います。
回線帯域の小難しい話はやめておきますが、速い通信速度が提供されていることを優先度高く考えているのであればahamoのような大手キャリア傘下の契約を検討することをおすすめします。
データ通信速度制限時でも速い
基本容量の20GBを使い切り、データ容量の追加をしないと速度制限が発生します。
ahamoの場合、最大1Mbpsでのデータ通信となります。
最大1MbpsあればメールやLINEのやり取りはできるので日常生活に支障は出ないかと思います。
なおpovo2.0などの他社は速度制限時は128kbpsと低速であるため、ほぼ何もできない状態となります。
ahamoは速度制限の規制が発生した場合でもデータ容量の少ない通信であれば継続して利用可能と覚えておきましょう。
契約手数料や解約違約金が発生しない
ahamoは契約時の手数料や解約時の違約金が発生しません。
ahamoを気軽に契約してみることも、やっぱりやめたいから解約したいということも気軽にすることができます。
ただし反面、これは「契約者自身で手続きしてくれればこちらの人件費は必要ないので請求しません」ということであり、手数料が発生しない代わりに契約者自身で手続きすることを求められます。
ITリテラシーの高い人ならメリットですが、ネットや携帯に詳しくない方にとってはデメリットなのかもしれません。
iPhoneやAndroid端末を購入することができる
ahamoではiPhoneやAndroid端末を販売していますので、契約時にスマホの買い換えをすることができます。
他社だとスマホの販売をしていないので家電量販店などで購入してから使う必要があるのですが、ahamoではそういった手間がかかりません。
ただ1点注意として、端末は豊富にあるわけではなく、例えばiPhone13であればiPhone13のみの販売となりProやminiは販売されておりません。
人によっては家電量販店などで購入する必要があるかもしれないので事前にahamo公式サイトで確認しましょう。
海外ローミングに対応している
ahamoは海外でもデータ通信を利用可能です。
なお利用は無料かつ申し込み不要ですので何も準備せず海外へ行って問題ありません。
ahamoの契約をおすすめしたい人
これまでに解説してきたahamoのメリットを考えてahamoの契約をおすすめできる人は下記の通りです。
- 20GBのデータ容量を必要としている
- よく通話を使う
- 口座振替で契約、支払いをしたい
- キャリア決済で買い物をしたい
- ビジネスや旅行で海外にいく
まとめ:ahamoはスマホに詳しければ何も問題なくお得に使える!
ahamoは契約やトラブル時に自分でネットで調べて解決できる能力が必要ですが、そのデメリットさえクリアできればお得かつ便利に利用できる格安SIMです。
特に低データ容量ではなく、20GBの大容量を必要としている方は他社に比べて安く利用できますので、本記事を参考に契約を検討してみてください。