LINEモバイルの7つのデメリット

LINEモバイルのデメリット

本記事では以下のLINEモバイルのデメリットや注意点について解説していきます。

  • 回線混雑時は通信速度が遅くなる
  • キャリアメールが使えない
  • データSIM⇔音声通話SIMの変更はできない
  • 3GB以上のプランは月額料金が他社より高い
  • 速度切り替え(低速⇔高速)ができない
  • 大容量プランがない(最大10GB)
  • 端末代が他社より高い

回線混雑時は通信速度が遅くなる

LINEモバイルはお昼や夕方など、回線が混雑する時間帯になると通信速度が遅くなります。
平日お昼はとくに通信速度が遅く、1Mbpsを下回ることも多いです。1Mbpsを下回るとSNSやLINE、ブラウジングなどでも読み込みが遅くなりストレスが溜まります。動画視聴やゲーム、アプリのダウンロードなど通信速度を要求される用途はほとんど使えないと思っておいたほうがいいでしょう。
LINEモバイルでも早朝や深夜など回線が空いている時間帯は比較的速度が速く、動画視聴やアプリのダウンロードもスムーズです。早朝や深夜にスマホをメインに使う人ならLINEモバイルでも問題ないでしょう。
逆に平日お昼や夕方といった時間帯にスマホを快適に使いたい場合は大手キャリアのサブブランドであるUQモバイルかY!mobileを選ぶしかありません。
ちなみにLINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクの国内3キャリアすべてに対応していますが、いずれも回線混雑時は遅くなります。通信速度に関してはどれを選んでもほとんど変わらないと思っておきましょう。

キャリアメールが使えない

LINEモバイルではキャリアメールが使えません。
キャリアメールは携帯会社が発行しているアドレスで、ドコモなら「@docomo.ne.jp」、auなら「@au.com」といったメールアドレスが使えます。LINEモバイルではキャリアメールのようなサービスが用意されていないため、乗り換えるとキャリアメールは使えなくなります。
メールが主要な連絡手段の人だと不便に感じるかもしれませんが、メールについては「フリーメール」で代用することが可能です。

メールは「フリーメール」で問題なし

LINEモバイルはキャリアメールが使えませんが、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールが使えるのでほとんど問題ありません。
フリーメールはその名の通り無料で使えるメールサービスです。フリーメールを利用すれば、LINEモバイルに乗り換えてからもメールのやり取りが可能です。
フリーメールには携帯会社を変えてもそのまま使えるというメリットがあります。キャリアメールはそのキャリアを解約すると使えなくなります。キャリアを変更するたびにアドレスが変わるのは不便ですね。
対してフリーメールはキャリアの契約と紐づいていないので、携帯会社が変わっても引き続き使うことができます。
また、フリーメールはメールのデータをサーバーに保存しています。複数の端末から同時に見ることができますし、機種変更の際もそのアカウントにログインするだけで引き継ぎが可能です。 携帯会社やスマホを変更することになっても、フリーメールなら手間をかけずに引き継ぎできるわけですね。

キャリアに送信する際は迷惑メールフィルタの設定を変えてもらう

もしキャリアメールを利用している人にメールを送らないといけない場合は、事前にキャリア側の「迷惑メールフィルタ」の設定を変えてもらいましょう。
大手キャリアでは迷惑メールフィルタの標準設定で「パソコンメール」を拒否していることがあります。フリーメールはパソコンメールに該当するため、そのままだとメールを送信することができません。設定を変えてもらい、フリーメールが届くようにしてもらいましょう。
設定方法の候補としては以下の2つがあげられます。

  • パソコンメールの受信を許可する
  • 指定受信で特定のアドレスやドメインだけ受信する

パソコンメールの受信を許可するのが手っ取り早いですが、そうすると届いてほしくない迷惑メールが届くこともあります。そこで、指定したメールアドレス(またはドメイン)だけを受信する「指定受信」をしてもらいましょう。
指定受信なら迷惑メールだけをブロックし、フリーメールは確実に受け取ることが可能です。
迷惑メールフィルターの設定変更は各キャリアのマイページから行えます。

ドコモの設定方法

ドコモで指定受信を設定する手順は以下の通りです。

STEP.①
My docomoから設定画面へ移行

My docomoのspモードの設定・確認にログインし「受信リスト設定」→「確認/変更」の順に進んでください。

STEP.②
「設定を利用する」にチェック

「設定を利用する」にチェックを入れ、「受信するメールの登録」の「確認/変更」を押してください。

STEP.③
受信するメールアドレスを登録

受信したいメールアドレスまたはドメインを入力して「確認」を押します。登録内容を確認し、問題がなければ「登録」を押して設定完了です。

auの設定方法

auで指定受信を設定する手順は以下の通りです。

STEP.①
My auから「迷惑メールフィルター設定」画面へ移行

まずは迷惑メールフィルター設定にログインし「受信リストに登録/アドレス帳受信設定をする」を押してください。

STEP.②
受信したいメールアドレスを登録

「受信リストの有効・無効設定」の「有効」を押したあとに受信したいメールアドレスを入力し「変更する」を押します。

STEP.③
最終確認

最終確認画面になるので、問題がなければ「OK」を押せば設定が完了です。

ソフトバンクの設定方法

ソフトバンクで指定受信を設定する手順は以下の通りです。

STEP.①
「My SoftBank」へログイン

まずはMy SoftBankにログインし「メール設定」→「迷惑メール対策」の順に進んでください。

STEP.②
受信したいメールアドレスを登録

「許可するメールの登録」の「登録する」を押したあとに、受信したいメールアドレスを入力してください。入力が終わったら「次へ」を押します。

STEP.③
最終確認

最終確認画面になるので、問題がなければ「登録する」を押せば設定が完了です。

データSIM⇔音声通話SIMの変更はできない

LINEモバイルではSIMカードの「サービスタイプ」の変更はできません。例えばデータSIMから音声通話SIMへの変更や、音声通話SIMからデータSIM(SMS付き)への変更ができないということですね。
あとから変更ができないので、LINEモバイルを契約する際はサービスタイプを慎重に選びましょう。基本的には大手キャリアから乗り換えるなら音声通話SIM、サブ端末やタブレットで使うならデータSIMかデータSIM(SMS付き)を選べばOKです。

変更するには一度解約してから再契約する

どうしても変更したい場合はLINEモバイルを一度解約してから再契約する必要があります。
サービスタイプを変更するためにLINEモバイルを再契約する場合は「追加申込」を利用するのがおすすめです。LINEモバイルは同一世帯で5回線まで追加申込ができます。
追加申込では、契約事務手数料が割引されます。割引額は追加するSIMのサービスタイプによって以下のように決まっています。

サービスタイプ事務手数料(割引前)事務手数料(割引後)
音声通話SIM3,000円0円
データSIM(SMS付き)3,000円500円
データSIM3,000円1,000円

しかも追加申込の場合、住所が変わっていないなら本人確認書類のアップロードが不要なので、申し込み手続きが簡単です。手数料が安くなって手続きも簡単になるなら、使わない手はないですね。
最初に追加申込を行い、新しいSIMカードが届いたらそれまで使っていたSIMカードを解約します。こうすることで、費用と手間を抑えて再契約することが可能です。

再契約の手順①追加申込

追加申込はマイページから行います。マイページにアクセスし「追加申込」→「申し込む」の順に進んでください。あとはLINEモバイルを新規契約する時と同様に、以下の流れに沿って申し込みを行えばOKです。

  1. プランの選択
  2. お客様情報入力
  3. 本人確認書類のアップロード(住所が変わった場合のみ)
  4. 支払方法選択
  5. ログインID・パスワード設定

再契約の手順②古いSIMカードの解約

追加申込をしてSIMカードが届いたら、今ままで使っていたSIMカードを解約しましょう。

STEP.①
解約申込画面への移行

マイページから「MNP転出・解約」→「解約手続きをする」の順に進みます。

STEP.②
アンケートに回答

アンケートが表示されるので答えて「解約の申込画面へ」を選択してください。

STEP.③
最終確認

最後に注意事項が表示されるのでよく確認し、問題がなければ「申し込む」を押して解約手続きが完了です。

LINEモバイルでは解約したSIMカードを返却しないといけません。解約手続きが終わったら、送料自己負担で以下の住所にSIMカードを返送してください。

SIMカード返送先
〒210-0869
神奈川県川崎市川崎区東扇島4-5
東日本ロジスティクスセンター
LINEモバイル株式会社 返却窓口

同じサービスタイプ内でのプラン・データ容量変更は可能

サービスタイプの変更はできませんが、同じサービスタイプ内でのプランおよびデータ容量変更は可能です。
例えばLINEフリープランの音声通話SIMからMUSIC+プランの音声通話SIMに変更する、コミュニケーションフリープランのデータSIM(SMS付き)3GBから5GBへ変更する、といったことができます。
手続きは無料で、マイページからいつでも申し込めます。マイページから「プラン・オプション」→「プラン情報」→「変更する」の順に進んでください。変更できるプラン・容量一覧が表示されるので変更したいものにチェックを入れ「次へ」→「変更する」の順に選択すれば手続きが完了です。
いつ手続きをしても、適用されるのは翌月の1日朝7時~15時前後です。
ただし、データSIMはLINEフリープラン(1GB)の1種類しかないため、プラン変更もデータ容量変更もできません。LINEフリープランでプラン変更やデータ容量変更をしたい場合は一度解約して再契約しましょう。

3GB以上のプランは月額料金が他社よりやや高い

LINEモバイルのプランのうち、3GB以上のプランは月額料金が他社よりやや高く設定されています。
例として格安SIMではもっとも定番である3GBプランの料金を比較してみました。

格安SIM3GBプランの月額料金
LINEモバイル
(コミュニケーションフリー)
1,690円
LINEモバイル
(MUSIC+)
2,390円
DMMモバイル1,500円
IIJmio1,600円
mineo(Aプラン)1,510円
楽天モバイル1,600円

主要な他の格安SIMと比べるとLINEモバイルが高いですね。コミュニケーションフリープランの場合は他社と90~180円前後の差しかりませんが、長期間使うと結構な差になります。
LINEモバイルの月額料金が高いのはLINEやSNSが使い放題になる「データフリー」が標準で使えるためです。他社では同様のサービスが有料オプションとして用意されていることが多いため、むしろLINEやSNSをよく使う人ならLINEモバイルのほうがお得です。
しかし、データフリー対象のサービスを使わない人にとってはLINEモバイルは割高と言えます。LINEやSNSをあまり使わないなら、LINEモバイル以外を選んだほうがいいでしょう。

速度切り替え(低速⇔高速)ができない

LINEモバイルでは速度切り替えができません。
格安SIMの中には高速通信と低速通信を任意に切り替えられるものがあります。低速通信中は通信速度が200kbpsに制限されますが、データ通信量を消費しなくなります。
低速でもLINEやSNS、地図アプリなどであれば使えるため、普段は低速通信にして動画視聴やゲームのときだけ高速通信にすることでデータ通信量を賢く節約可能です。
LINEモバイルは速度切り替えができないため、そういった節約方法は使えません。ただ、LLINEモバイルでは低速中に主に使われることが多いLINEやSNSがデータフリーによって使い放題です。LINEやSNSはどれだけ使ってもデータ通信量を消費しないため、これらのサービスがメインの人なら低速通信がなくても問題ありません。

大容量プランがない(最大10GB)

LINEモバイルで利用できる最大容量は10GBです。20GBや30GBといった大容量プランはありません。
LINEやSNSがメインで動画視聴やゲームをたまにしか使わない人なら10GBでも十分足ります。しかし、動画視聴やゲーム、アプリのダウンロードを頻繁に利用する人だと10GBでは足りない可能性が高いです。
自宅でスマホをたくさん使うならWi-Fi環境を構築しましょう。動画視聴やアプリのダウンロードは自宅だけで行うようにすれば、データ通信量を節約できます。

Wi-Fiオプションを活用する

外出先でも動画視聴やゲームをたくさん利用するなら「Wi-Fiオプション」の利用も検討しましょう。
Wi-Fiオプションは月額200円でカフェや駅、コンビニなど全国約49,000ヵ所で公衆無線LAN「Secured Wi-Fi」が使えるようになるオプションです。公衆無線LANを利用している間はデータ通信量を消費しません。
Wi-Fiオプションは初めて使う場合は2ヶ月間無料で使えます。LINEモバイルの公式サイトから利用できる店舗・エリアを検索し、使える場所が多そうであれば試しに使ってみるといいでしょう。
Wi-Fiオプションはマイページからいつでも申し込めます。

STEP.①
「マイページへログイン

最初にLINEモバイルのマイページにログインしてください。

STEP.②
Wi-Fiオプションの選択

マイページにログインしたら「プラン・オプション」→「オプション情報」→「変更する」の順にタップしてください。「未契約のオプション」の中に「Wi-Fi(月額200円)」があるのでチェックを入れ、「変更する」を押します。

STEP.③
変更確認

最終確認画面になるので、問題がなければ「変更する」を押してください。これでWi-Fiオプションの申込が完了です。

Wi-Fiオプションを解約する場合も同様の手順でOKです。
また、これからLINEモバイルを申し込む場合はWi-Fiオプションを同時に申し込めます。プランを選択した後の「その他のオプション選択」で「Wi-Fi」にチェックを入れてください。あとはそのままLINEモバイルを申し込めばWi-Fiオプションも同時に申し込まれます。

LINEモバイルは端末代が他社より高い

LINEモバイルは端末セットの価格が他社よりも高いです。厳密に言うとほとんど割引がない定価で発売されているため、セット前提の割引価格で発売されている他社よりも相対的に高くなっています。
例として、AQUOS sense2の販売価格をLINEモバイルと主要な格安SIMで比較してみました。

格安SIMAQUOS sense2の販売価格
LINEモバイル34,800円
DMMモバイル32,800円
IIJmio29,800円
mineo33,000円
OCNモバイルONE21,800円
イオンモバイル32,800円
楽天モバイル29,800円

LINEモバイルより他社のほうが3,000~5,000円前後安く設定されています。端末セットを安く購入したいなら他社を検討したほうがいいですね。
また、セット購入にこだわらないならAmazonなどのネット通販や家電量販店での購入も検討しましょう。Amazonは価格が安いですし、家電量販店なら定価でもポイント還元される分だけお得です。