データ容量が余ってしまった場合、翌月に繰越して使うことができるのかどうかは乗り換え先の格安SIMを検討する上でも重要な要素かと思います。
マイネオでは余ったデータ容量を翌月に繰り越して使うことができるので無駄なくデータ通信を楽しむことができます。
この記事ではマイネオのデータ容量の繰越しと気をつけるべき注意点について解説していきます!
マイネオは余ったデータ容量を繰越し可能!
mineoは当月余ってしまったデータ容量を翌月に繰り越して利用することが可能です!
普段は余ってしまうけどたまに旅行先などで調べ物などをしたりして使い過ぎてしまうことがある、という方には嬉しいサービスですね。
翌月に繰り越せるデータ容量の種類
マイネオではプランに紐づく基本データ容量の他にも追加購入したパケットやギフトで貰ったデータ容量についても翌月に繰り越せます。
以下一覧にまとめてみましょう。
基本データ容量 | 料金プランで設定されている基本データ容量です。 |
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追加チャージしたデータ容量(パケットチャージ) | 100MBあたり55円でデータ容量を追加購入することが可能です。 パケットチャージと呼ばれるこのサービスで購入したデータ容量が余った場合でも翌月に繰り越して利用することが可能です。 |
パケットギフトで貰ったデータ容量 | 余っているデータ容量を他の利用者に譲渡したり貰ったりすることができるパケットギフトと呼ばれるサービスがあります。 パケットギフトで貰ったデータ容量が余った場合でも翌月に繰り越して利用することが可能です。 |
当月余ったデータ容量を翌々月には繰り越しできない
余ったデータ容量を繰り越せるのは翌月までで、翌々月に繰り越すことはできないので注意が必要です!
繰り越したデータ容量も消化できないのであれば契約している料金プランが使い方と合っていない可能性が高いので、プランを見直すなど対応することをオススメします。
繰り越したデータ容量から消費される
mineoではデータ消費の優先順位というものがあり、繰り越したデータ容量を先に消費するよう設計されています。
もう繰り越しできないデータ容量を先に消化して繰り越しできる基本データ容量などは後で消費するという親切設計になっているので、繰り越した分使い切らなきゃ!と無理をする必要はありません。
データ容量を他の利用者と共有する方法
既にパケットギフトというサービスに触れましたが、mineoではデータ容量を他の利用者とシェアする方法があります。
余ったデータ容量を自分で使い切るのではなく、足らなくて困っている人とシェアできる良心的なサービスですのでぜひ知っておいてください。
シェアサービスは以下3つが用意されています。
パケットギフト | 保持しているデータ容量をギフトとして他の利用者に送ったり、逆に貰ったりすることができるサービスです。 |
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パケットシェア | 家族や友人などの知り合いとグループを形成し、繰り越したデータ容量を共有利用できるサービスです。 |
フリータンク | mineoユーザー全員で余ったデータ容量をシェアするサービスです。 不特定多数の人と共有するサービスですので相手を知っている必要はありません。 |
パケットギフトの概要
ご自身の余ったパケット(データ容量)をmineoユーザーやその他ご利用回線にギフトとして贈ることができるサービスです。
利用方法としてはまずマイページ(会員ページ)で譲渡したいデータ容量を指定しギフトコードを発行、そのギフトコードを相手先に伝えます。
ギフトコードを受け取った利用者はマイページ上でギフトコードを登録すると譲渡されたデータ容量を自身に追加することができます。
なお受け取ったデータ容量を当月使い切れなかった場合、翌月に繰り越して利用することができるのもメリットです!
パケットシェアの概要
繰り越したデータ容量を家族や友人などのグループ内で共有・利用できるシェアサービスです。
なお共有できるのは”繰り越したデータ容量”であって”当月付与された基本データ容量や購入したパケット”は共有されない点は注意が必要です。
使いすぎる人に基本データ容量まで奪われてしまうという心配が必要ないのは良心設計ですね。
なお前提として家族や友人とパケットシェアメンバーというグループを作っておく必要があります。
申し込み手続きが必要ですので興味のある方は下記公式HPで詳細を確認してください。
フリータンクの概要
マイネオ最大の特徴であるフリータンクは mineo利用者全員で余ったデータ容量をシェアするサービスです。
余ったデータ容量を持っている人はタンクに投入、足りなくて困っている人はタンクから出すことができるのがフリータンクです。
なおこれは困った時はお互い様、助け合いを前提としているサービスなので少なからず利用規則があります。
- タンクから出せるのは月2回かつ21日〜月末日
- 取り出せるデータ容量は1,000MGまで
- 過去の履歴から預けたデータ容量より取り出したデータ容量の方が多い場合、残容量が500MBでないと取り出せない
災害支援用の特別なフリータンクもある
地震や大雨の被災地となってしまい、情報を入手するために普段より多くのデータ容量を必要とするケースもあるかと思います。
そういった時には災害支援タンクという特別なフリータンクを利用することができるので、災害時にも心強い格安SIMです。
以下に当てはまる方が取り出し可能となります。
- mineoの契約住所が災害救助法適用または特別警報発令市区町村内に該当する方
- 災害救助法が適用または特別刑法が発令された市区町村でGPSを利用した方
- 残りのデータ容量が1,000MBを下回っている方
3日間で10GB以上使うと速度低下する
データ容量のシェアについて少し関係があるので1つ、マイネオを利用する上での注意点をお伝えしておきます。
マイネオでは3日間で10GB以上のデータ通信を行なった場合、翌日から翌々日朝まで200kbpsに速度が制限されてしまうという制約があります。
なおこれはマイネオだからではなく、au回線を使っている通信事業者全て、例えばauやUQモバイルも該当します。
理由はとても大容量の通信を行うヘビーユーザーに対する締め付けをau回線が行なっているためです。
データシェアサービスで余裕があるからといって、インターネットなどを楽しみ過ぎてしまうと速度低下してしまうので注意してください。
まとめ
mineoのデータ容量繰り越しについて解説してきました。
最後にまとめた要点を掲示しますのでご確認ください。
- マイネオでは余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能
- パケットチャージで追加購入したデータ容量も翌月に繰り越し可能
- 繰り越したデータ容量から消費される
- さらに翌々月に繰り越すことは不可能
- パケットギフトは特定の相手とデータ容量の譲渡、受け取りが可能
- パケットシェアはグループ内で繰り越したデータ容量を共有・利用が可能
- フリータンクはマイネオ契約者全員とデータ容量を共有するサービス
- 災害に被災した時には災害支援タンクが利用可能